ウィザーズ・八村 今季初戦7得点 「勝負の年」前半から果敢に攻めた
「NBA、ペイサーズ107-114ウィザーズ」(19日、インディアナポリス)
ウィザーズの八村塁(24)は敵地インディアナポリスでのペーサーズとの今季初戦に途中出場し、24分0秒プレーして7得点、5リバウンドだった。チームは114-107で勝った。ネッツの渡辺雄太(28)はホームで行われた今季初戦のペリカンズ戦に途中出場し、8分35秒のプレーで無得点。試合は108-130で敗れた。
開幕戦でプレーするのは新人だった2019年以来だった。八村は「(雰囲気が)違う。みんなやる気に満ちている。勝利をつかめて良かった」と独特の緊張感の中での一戦を振り返った。硬さが取れた後半に全7点を挙げ、仲間と勝利を喜び合った。
ベンチスタートで第1クオーター半ばにコートへ。「アグレッシブに行くべきだと言われている」と果敢に攻めた。ただ前半は気合が空回りし、攻撃でファウルを犯すなど強引さが目立ち無得点。第3クオーターに味方との連係からようやく初得点をマークし、次第に本来の動きを取り戻した。第4クオーターにはこの試合で唯一放った3点シュートも決めた。「出だしはリズムに乗れなかったけれど、後半はリズムに乗ることができた」とうなずいた。
4季目の今季は新人契約最終年で「勝負の年」と位置づける。来季以降の立場も懸かるシーズンへ「プレーオフには絶対に行きたい。守備、リバウンド、攻撃。何でもやっていきたい」とフル回転を誓った。