バド協会 関根義雄会長が謝罪「心からお詫び申し上げます」元職員私的流用の横領隠ぺい

 会見冒頭で経緯を説明する日本バドミントン協会の関根義雄会長(左)=撮影・出月俊成
 会見した日本バドミントン協会の関根義雄会長(左)と、葉玉匡美弁護士(右)
 一連の問題について謝罪する日本バドミントン協会の関根義雄会長(撮影・出月俊成)
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 日本バドミントン協会は21日、元職員による私的流用に関し、協会幹部が隠ぺいを主導したと第三者委員会に認定されたことを受け、記者会見を開始した。冒頭で関根義雄会長が謝罪した。

 関根会長は、一連の騒動に対し「大変申し訳なく思っており、皆様に心からお詫び申し上げます。真摯(しんし)に受け止め、二度と同様の事態が生じることのないよう、再発防止策を徹底して参ります」と話した。

 バドミントン協会は元職員による680万円の私的流用などを19年春には把握していながら、「東京五輪に迷惑が掛かる」と公表していなかった。JOCに促され、内部調査を経て今年3月に問題を公表。ただ、JOCから再調査を求められ、4月に外部弁護士らからなる第三者委員会を設置。第三者委の調査の結果、協会幹部が隠ぺいを主導したと認定した報告書が9月13日に提出されたものの、10月21日に概要を発表するまで1カ月以上公表しなかった。

 協会は会見前に、銭谷欽治専務理事(69)ら3人を厳重注意処分、関根会長ら8人を注意処分にしたと発表していた。

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