坂本花織 初の海外グランプリ制覇に意欲「やる気満載」
「フィギュアスケート・スケートアメリカ」(21日開幕、ノーウッド)
開幕を前にした20日は公式練習が行われ、女子で昨季世界選手権を制した坂本花織(22)=シスメックス=は連続3回転などジャンプを重点的に確認。「思った以上にリンク(の感触)が良かったので、すごく楽しみ」と明るい表情で話した。
初めて世界女王としてGPシリーズを迎えるが、重圧とは無縁。「やる気満載」といつも通りの明るい表情で自信をみなぎらせた。
ウクライナ侵攻に伴う制裁で強敵のロシア勢は不在。実績で坂本は頭一つ抜けている。初の海外GP制覇に期待が膨らむ。
男子はイリア・マリニン(米国)が、9月に世界で初成功したクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を着氷。アイスダンスの村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)も調整に余念がなかった。