フェンシング日本代表・宮脇花綸「小5」クイズで300万円!スポンサー募集も
W杯ドイツ大会銅メダルの宮脇花綸(かりん)が21日、日本テレビ系「小学5年生より賢いの?」に出演し、見事に全問正解で賞金300万円を獲得した。
宮脇は「今年3月に前に所属していた会社との契約が満了となりました」とし、海外での試合に出場し、パリ五輪を目指すための活動資金を得ようと、自ら応募したと説明した。現在は、1Kの部屋に引っ越して、家賃を抑えるなどしていることも明かした。慶応大学卒業ということもあり、番組を見ていて「わたしだったらいけたな」と感じることもあったという。日本代表のユニホームでクイズに挑戦した。
「赤ちゃんが入るカンガルーのお腹の袋はメスだけについている」という問題では「全員オープン」を利用して答えを「No」から「Yes」に変えて正解。10問正解して100万円に到達し、最後の11問目「300万ドリームチャレンジ」に挑むかどうかについては「試合出て『銅メダルでいいや』という風にはならないかなと思うので、後悔はしないように、心して決めます。挑戦します!」と決断した。
11問目は「世界人口ランキング 日本の人口約1億2400万人 日本より人口が多い国をすべて選びなさい」というもの。選択肢は「アメリカ」「フランス」「オーストラリア」「カナダ」「インドネシア」「バングラデシュ」だった。宮脇は見事に「アメリカ、インドネシア、バングラデシュ」の3つを選び正解。「よっしゃー」とガッツポーズを見せた。「夢はパリオリンピックでメダルを取ることなので、それに向けて、海外遠征だったり道具代だったりに、大切に充てたいと思います」と力強くコメントした。
宮脇は放送後に自身のインスタグラムを更新し「最後の助けになったのは心強い小学生と日頃のアンテナ、そして勝負感」と勝因を分析。「所属先やスポンサーも絶賛募集中です」とアピールした。さらに「協会も国もスポンサーの方々も、本当に尽力して支援/応援してくださっています。これは声を大にして言いたいです。それでも苦しい部分があるのが実情ですが…」と感謝と本音を付け加えた。