2冠目達成の高木美帆「本当に偉大な先輩」引退の小平へ感謝「私も近づけるよう」500Mは2位
「スピードスケート・全日本距離別選手権」(22日、エムウェーブ)
高木美帆(28)=日体大職=は、女子500メートルで38秒18の2位。3000メートルは4分05秒93で優勝し、今大会2冠目を獲得した。
500メートルでは、11組で滑った小平の直後、最終12組でのレース。「できたら先に滑りたかったな、最後見届けたかった」と冗談交じりに振り返ったが「まずは小平選手をリスペクトする気持ちがすごい多くて。たくさんの方々が、こうやって奈緒さんを送り出すためにラストレースを見に来られたのかってあらためて肌で感じると、本当に偉大な先輩だなと、身に染みて感じた。私も少しでもそういう姿に近づけるような選手になりたい」と話した。
自身のレースについては「個人的には反省ばかりなので、まだまだ頑張ります」。特に3000メートルに関しては「もっと自分のスピードを生かしたレースをしないといけない」と話した。23日には1000メートルに出場する。