大相撲の秋巡業は22日、甲府市で行われ、九州場所(11月13日初日)を5度目のかど番で迎える熊本県出身の大関正代が「元気のある相撲を取って、地元の人たちを安心させたい」と意欲を語った。朝稽古の申し合いには参加しなかったが、今後は出稽古の可能性も示唆した。
秋場所は9日目に早くも負け越すなど、4勝11敗の大不振。「すごく苦しい場所だった。立ち合いが思ったようにいかない」と述懐する。
2場所連続2桁勝利の大関貴景勝は「毎場所、優勝争いをしていかないといけない地位。満足はできていない」ときっぱり。九州場所に向け「優勝したい」と2年ぶりの賜杯獲得を見据えた。