隆の勝“おにぎりつながり”でXリーグ始球式にニッコリ「そういうつながりでオファーいただけるとは」

 Xリーグの試合前に始球式を務める隆の勝
 ボールを手に笑みを浮かべる隆の勝
 笑顔でボールを投げるポーズを取る隆の勝
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 大相撲の幕内隆の勝(常盤山)が23日、富士通スタジアム川崎で行われたアメリカンフットボールのXリーグ、IBM-アサヒビール戦で始球式を務めた。

 試合前に紹介のアナウンスとともにフィールド中央に歩を進めると、まずは邪気払いの意味を込めて四股を5回。その後、ボールを手に取ると、右投げで見事なノーバウンドスローを披露した。

 始球式直前の1、2投の練習だけで楕円(だえん)球を巧みに操り「初めてだったのでうまくできたかな。投げられるか心配でしたけど、届いたので」と自賛。四股踏みも選手たちのかけ声とともに場内が盛り上がり「声を掛けてくれて踏みやすかった。喜んでいただけてうれしい」と顔をほころばせた。

 川崎市が三角おにぎり発祥の地であることことから、角界の“おにぎり君”こと、隆の勝とのコラボが実現した。隆の勝は「本当にうれしいこと。そういうつながりでオファーをいただけるとは思っていなかった。光栄です」と満面の笑み。アメフトの生観戦は初めてだったが「体が大きくて、ぶつかり合う熱量は相撲に通じるものがあると思う。刺激にもなるし、ありがたい」と興味津々だった。

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