実業団対抗女子駅伝予選会 京セラに悲劇 最終6区白井が転倒、救急車で搬送
「プリンセス駅伝」(23日、宗像ユリックス発着)
全日本実業団対抗女子駅伝(11月27日・宮城県)の予選会は23日、福岡県の宗像ユリックス発着の6区間、42・195キロで行われ、2時間18分6秒で1位のパナソニックなど、上位16チームが本大会への出場権を手にした。パナソニックは、3位でたすきを受けたアンカーの信桜空が、区間賞の走りでトップに押し上げた。6秒差の2位は九電工で5区の逸木和香菜が区間新記録をマークした。3位には天満屋が入った。
最終6区で予選突破圏内の16位を走っていた京セラの白井明衣が、残り1キロ付近で転倒した。大会主催者によると、救護係の医師が診察し、左大腿(だいたい)骨骨折の疑いがあると判断し、競技を中止させることとし、そのまま救急車で福岡県宗像市内の病院に搬送。骨折と診断された。