拓大エース・不破聖衣来 爆走再現へ「状態50~60%」 前回は6人抜きの区間新記録

 陸上の全日本大学女子駅伝(30日、弘進ゴムアスリートパーク仙台~仙台市役所前市民広場)に出場する拓大が24日、東京・八王子国際キャンパスで壮行会を行い、エースの不破聖衣来(2年)は「まだ(調子が)絶好調ではなくて、50~60%。だんだん上がってきているので、大会までにもっといい状態にしたい」と意気込んだ。

 前回大会はエース区間の5区で6人抜きを達成し、区間新記録を大幅更新。一躍注目を浴びた。昨年は「全てが初めてのことで何も分からないまま走っていた」が、今年は「経験を自信にして、自分らしい走りをしたい」と目を輝かせる。

 今季はけがや貧血などに悩まされた。9月に日本学生対校選手権で実戦復帰したが、大会後は疲労も残り、1キロ5分ペースの練習にも苦しんだ。それでもここに来て復活の兆し。1週間前になって「別人のような走りができた」と判断し五十嵐利治監督は不破のメンバー入りを決めた。

 「走るだけじゃなくて休むことも大事だと気付けた」と精神面でも強くなった不破。チーム目標の3位以内へ、「どこの区間を任されても今出せる力を発揮して、貢献できるように頑張りたい」と頼もしく宣言した。

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