全日本スキー連盟は25日、冬シーズンの本格開幕を前に東京都内で有力選手による記者会見を開き、ジャンプ男子で北京冬季五輪金メダリストの小林陵侑は世界選手権(来年2~3月・スロベニア)について「いい思い出が残る世界選手権にしたい」と初制覇に意欲を示した。
ワールドカップ(W杯)では2季連続3度目の個人総合制覇に挑む。「今季も1勝を目指す。冬に向けて(好飛躍の)確率を上げていければ」と謙虚に語った。
ノルディック複合で五輪3大会連続メダルの渡部暁斗は「まだ完全燃焼できた感じがなかった。調整方法を探求しながら(2026年の)五輪に向かっていきたい」と力を込めた。