スピードスケート女子で現役引退した2018年平昌冬季五輪500メートル金メダリストの小平奈緒さん(36)が27日、東京都内で記者会見し「今後は講演やイベントなど地に足をつけた仕事をしたい。『知る』を楽しむ、唯一無二の自己表現という変わらないテーマを引き続き探求したい」と第二の人生への抱負を晴れやかな表情で語った。
11月1日付で母校信州大の特任教授に就任し、来年1月から1年生を対象に健康科学やキャリア形成の講義を担当することも明言。「世の中には私が見てきていない景色がある。そこでの学びをしっかりキャッチし、新しい生き方をしていけたら」と意欲を示した。