ラグビー 日本敗戦も、オールブラックスに過去最少7点差の大接戦「つながり続けた」

 後半、抜けだしてゴールラインへと駆け出すワーナー・ディアンズ(中央)=撮影・伊藤笙子
 後半、トライを決めたワーナー・ディアンズ(4)に駆け寄る日本代表フィフティーン(撮影・伊藤笙子)
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 「ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ、日本31-38ニュージーランド」(29日、国立競技場)

 日本代表はニュージーランド代表に31-38で敗れた。18年の前回対戦成績は31-69。オールブラックスへの7度目の挑戦で初勝利を挙げることはできなかったものの、大接戦を繰り広げ、過去最少の7点差。ジョセフジャパンの成長を見せつけた。

 前半はSO山沢拓也(埼玉)、SH流大(東京SG)の連続トライで17-21で折り返した。また山沢はキックでも躍動。1本のペナルティーゴール、2本のコンバージョンキックを決め、前半だけで12得点を記録した。

 後半はワーナー・ディアンズ(BL東京)の体を張ったプレーも飛び出し、ニュージーランド代表に食らいついた。あと1歩届かなかったが、フッカー坂手淳史主将は「みんなのディフェンス、アタックが切れなかった。いつも持っていかれるところで、つながり続けた。みんなのディフェンスがつながって、声をかけ合ってできた。それが日本の強さ」と胸を張った。

 また観客動員数6万5188人を記録し、19年W杯日本大会を除く国内代表戦の最多入場者数を更新。坂手は「チャンス、ピンチの時に声が聞こえて最高の雰囲気でできた。声援があって戦うことができた」と感謝した。

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