NBAスパーズの19歳ドラ1有望株が女性への肉体露出疑惑で解雇 米報道
米スポーツ専門局ESPN電子版は29日(日本時間30日)、昨年のNBAドラフトで1巡目、全体12位でスパーズから指名されたジョシュア・プリモ(19)が女性に自身の肉体を露出した疑いのために解雇されたと伝えた。
スパーズは前日にプリモの保有権を放棄したと発表。プロ2年目、19歳の有望株の電撃解雇は物議を醸したが、チームは具体的な理由を明らかにしなかった。ESPNはこの日、情報筋の話として「プリモの解雇は複数回にわたって女性たちに自分の体をさらした疑いがもたれていることが原因だった」と説明した。
カナダ出身のプリモは名門アラバマ大からアーリーエントリーで昨年ドラフトの1巡目全体12位でスパーズ入り。昨季はリーグ最年少の18歳で開幕を迎え、50試合に出場して1試合平均5・8点、2・3リバウンド、1・6アシストを記録。今季は4試合で昨季を上回る7・0得点、3・3リバウンド、4・5アシストをマークしていた。スパーズは来季年俸430万ドル(約6億3000万円)の選択権を行使したばかりだった。
プリモは解雇発表から一夜明けたこの日、同サイトを通じて声明を出し、「きょうの発表でみなさまを驚かせたと思います。これまで私は過去に受けた心的外傷に対処するために手助けを必要としてきましたが、より本格的にメンタルヘルスの治療に専念することにしました。同じような問題で苦しんでいる人の力になれるようにいつかこのことについて話し合えるようになれればと思っています」などとつづった。