逆転Vの宇野昌磨 複数のジャンプで回転不足判定も今後の糧に「認定されるジャンプ跳べる自信ある」

 「フィギュアスケート・スケートカナダ」(29日、ミシサガ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位で、18年平昌五輪銀メダル、22年北京五輪銅メダル、世界王者の宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=が、フリー183・17点、合計273・15点で逆転優勝を飾った。

 宇野は冒頭の4回転ループを着氷させると、フリー「G線上のアリア」の世界観をしっかりと体現し、逆転した。ただ、4回転サルコーと、4回転フリップに回転が4分の1足りないとされる「q」と判定され、後半のトリプルアクセルと4回転トーループは軽度の回転不足を示す「<」判定がついた。

 会見では「僕は最近、気をつけているのは、試合で練習以上をやろうとしないと。仮にできたとしても、それはその日限りの演技なので。いつも通りをすることを心がけている」と語り、「回転不足とられたからといって、より回そうでなく、ちゃんと認定されるジャンプ跳べる自信もあるので、今日やった演技は自分にとっていい課題。このまま続けていけばいい演技ができると思う」と、今後を見据えた。

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