拓大・不破聖衣来「50~60%」の復調途上でも3人抜き区間賞の快走 チームを4位に押し上げる
「全日本大学女子駅伝」(30日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発、仙台市役所前市民広場着)
昨年3位の拓大は、エース区間の5区でスーパーエースの不破聖衣来(2年)が登場。7位でタスキを受けると、じわじわとペースを上げて、後半に入り3人を抜いて4位に浮上した。走破タイムは29分39秒で、昨年の28分00秒には及ばなかったが、区間賞を獲得した。
不破は前回大会、エース区間の5区で6人抜きを達成し、区間新記録を1分14秒も更新。今季はけがや貧血に悩まされたが、9月の日本学生対校選手権で145日ぶりに実戦復帰していた。
24日の壮行会では「まだ(調子が)絶好調まではいってなくて、50~60パーセントぐらい。だんだん上がってきているので、大会までにもっといい状態にしたい」と意気込んでいたが、復調途上の中でもさすがの走りをみせた。