高梨沙羅「内容的にはよかった」2戦連続表彰台逃すも若手台頭刺激に「感化されている自分がいる」

 「ノルディックスキー・ジャンプ女子W杯・個人第2戦」(6日、ビスワ)

 18年平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(26)=クラレ=は1本目121・5メートル、2本目は129メートルを跳び、合計242・2点で5位に終わった。開幕戦の6位に続いて表彰台を逃した。伊藤有希(土屋ホーム)は8位、宮嶋林湖(松本大)は9位、勢藤優花(ヤマチューン)は21位だった。

 試合後のインタビューで高梨は「昨日よりスムーズに飛び出し、内容的にはよかった」と、納得の表情で振り返った。優勝したのは34歳のベテラン・ピンケルニヒ(オーストリア)だったが、3位には21歳のウエストマン(スウェーデン)、日本勢でも19歳の宮嶋が9位に入るなど、次に五輪に向けた若手の台頭もある。高梨は「ニューフェイスに感化されている自分がいる」と明かし、「早くトップ争いできるようにしたい」と、今後を見据えた。

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