元JOC副会長の河野博文氏が死去 セーリング連盟名誉会長 享年76歳
日本セーリング連盟は7日、河野博文名誉会長が5日に逝去したことを発表した。76歳だった。
河野氏は1999年~2002年まで通商産業省・経済産業省の資源エネルギー庁長官を務め、2011年から2021年まで日本セーリング連盟の会長、退任後は名誉会長となった。2013年から2017年までは日本オリンピック委員会(JOC)の副会長も務めた。
JOCの山下泰裕会長は「本会名誉委員の河野博文氏の突然の訃報を受け、大変驚いております。心より哀悼の意を表します。河野氏は、その幅広い知見とスポーツへの深い愛情をもって、4年に渡り副会長として本会を支えていただきました。また、日本セーリング連盟においても、東京2020大会における選手強化はもちろん、ホスト国の国内競技団体として運営体制を支えるスタッフ育成を目標に取り組まれ、大会成功に運営面からもご尽力いただきました。改めまして、心よりお悔やみを申し上げますとともに、安らかな眠りにつかれますようお祈り申し上げます」と、コメントを発表した。