走り幅跳び・橋岡優輝、サニブラウンと米国トレで助走磨く「僕も9秒台を狙う気持ちで」
陸上男子走り幅跳びで昨夏の東京五輪6位入賞の橋岡優輝(23)=富士通=が7日、米国でのトレーニングの出発前に成田空港で報道陣の取材に応じた。男子100メートルの前日本記録保持者で今夏の世界選手権7位入賞のサニブラウン・ハキーム(23)が所属するタンブルウィードTCで共に練習することを明かし、「僕も9秒台を狙う気持ちでやっていこうかな」と笑った。
数年前から海外でトレーニングをする構想はあったが、「自分の中で刺激を求めた」と今夏の世界選手権後に米国トレーニングを決断。世界屈指のスプリンターと共に練習することで、助走の技術などを磨いていく。
米国ではサニブラウンと共同生活を送る。橋岡は「楽しく2人でやれれば」と思い描き、「本当に周りの選手が速いので、まずは練習についていく」と目標を掲げた。
来夏には世界選手権(ブダペスト)も控える。「ブダペストは2年後のパリに対してのすごく大事な通過点になると思う。そのためには今年チャレンジしていくことが絶対に必要」と、吸収の冬にする。