小林陵侑 まさかの30位 スーツ規定違反で2回目失格 通気量足りず「しょうがない」

 「ノルディックスキー・ジャンプ男子W杯・個人第2戦」(6日、ビスワ)

 北京五輪王者の小林陵侑(25)=土屋ホーム=は30位だった。1回目は128・5メートルで3位につけたが、30人で争う2回目の飛躍がスーツの規定違反で失格となった。ダビト・クバツキ(ポーランド)が開幕2連勝で通算7勝目。中村直幹(フライングラボラトリー)は11位。2回目に進めなかった二階堂蓮(日本ビール)と佐藤幸椰はともに38位、佐藤慧一は49位。小林潤志郎(いずれも雪印メグミルク)は予選でスーツの規定違反のため失格となった。

 小林陵は2回目に失格の憂き目に遭った。5日の第1戦と同じものを着用したが、一部の通気量が足りず「ルールなのでしょうがない」と言葉少な。スーツの通気量は少ない方が浮力を得やすいため、ルールで下限が定められている。

 日本の伊藤謙司郎コーチによると、事前のチェックでは問題なかったが、汗などで湿ると数値は下がるという。同コーチは「(規定値)ぎりぎりを攻めないと世界で戦えない」と対応の難しさを明かした。

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