卓球・丹羽孝希が国際大会からの引退を表明「次の世代にバトンを」五輪3大会連続出場

 卓球男子で五輪団体2大会連続メダルの丹羽孝希(28)=スヴェンソンホールディングス=が8日、国際大会から引退することを表明した。自身のツイッターで「東京オリンピック以降、次の世代にバトンを渡し、その活躍を応援したいと思うようになりました」と報告。出場予定だった第3回パリ五輪代表選考会となる全農カップ・トップ12船橋大会(12~13日)は辞退する。

 丹羽はサウスポーから繰り出すトリッキーなプレーを武器に、中学時代から日本代表として活動。12年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪、昨夏の東京五輪と3大会連続で出場し、団体戦でのメダル獲得にも貢献。「初めて代表入りした14歳から14年間、人生の半分を日本代表選手として活動し、多くの経験を積めたことは卓球選手として、人として、大きく成長することができました」と感謝した。

 24年パリ五輪に向けた国内のポイントランキングでは現在7位につけているが、国際大会への出場には自ら区切りをけた。今後はTリーグなど国内大会を中心に活動するといい、「国際大会からの引退という1つの区切りにはなりますが、今後もプロ卓球選手として国内リーグや大会への出場、卓球の楽しさや魅力を伝える活動などできる限り行っていきたいと考えていますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします」と報告した。

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