スキージャンプ 小林陵侑「そこ測る?」W杯スーツ規定違反に困惑も収穫「最初でよかった」

 ノルディックスキー・ジャンプ男子で北京五輪ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(26)=土屋ホーム=が8日、ポーランド・ビスワで行われたW杯開幕2戦を終えて羽田空港に帰国した。第2戦ではまさかのスーツ規定違反となったが、検査の傾向もつかんだといい「(シーズンの)最初で良かった」と前向きに受け止めた。

 憂き目に遭ったのは6日に行われた第2戦。小林は1回目を3位につけたが、30人で争う2回目の飛躍がスーツの規定違反で失格となった。5日の第1戦と同じスーツを着用したが、一部の通気量が足りず違反と判断。通気量は少ない方が浮力を得やすいためルールで下限が定められているが、事前のチェックでは問題なかった。ただ、汗などで湿ると数値が下がる可能性があるという。

 まさかの結果を受け「まあ…そこ測る?みたいなところ」と今回の検査のやり方に困惑した様子だったが、「シーズンの最初で厳しくやっていくかなという感じですね」と解釈。「(昨季から)測る人が変わって、(検査方法は)ずっとこれでいくと思うので。(シーズンの)最初で良かったと思います」と収穫を口にした。

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