テニス・ウインブルドンが白服規定緩和か 下着は色つきも許可検討 女性選手の生理に配慮 英紙報道

 テニスの四大大会の1つ、ウインブルドンの独自ルール「オールホワイトルール」が変更となる可能性があることが8日、分かった。英紙「デイリーメール」が報じた。

 ウインブルドンは1963年に決められた規則で、下着も含めて、すべて白いウエアの着用が求められてきたが、同紙によると、女子選手の生理への対応として、色つきの下着の着用を緩和する予定だという。下着を除く白基調の方針は変わらないという。大会側の「女性の健康を優先し、個々のニーズに基づいてプレーヤーをサポートすることが我々にとって非常に重要であり、女子テニス協会、メーカー、医療チームと話しあっている」というコメントを掲載した。

 同規定は1963年から適用され、2014年にはヘッドバンドやリストバンドなどのアクセサリーにも適用されるように厳格化された。今年7月の大会でルーマニアの選手が試合前に下着を変えるように命じられる事態があったほか、16年リオデジャネイロ五輪金メダリストのモニカ・プイグ(プエルトリコ)が「ウインブルドンの期間中、生理がこないように祈らなければならない。精神的なストレスになる」と、自身のSNSで問題提起していた。

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