個人総合初Vの橋本大輝が帰国 メダル4枚に「やりきった感じはすごくある」

 体操の世界選手権(英リバプール)の日本代表が8日、羽田空港に帰国した。昨夏の東京五輪金メダリストで、男子個人総合の金メダルを含む4枚のメダルを獲得した橋本大輝(21)=順大=は、「出場した全ての種目でメダルを取ってやりきった感じはすごくある」とうなずいた。

 橋本は個人総合で金メダル、男子団体総合、種目別の鉄棒、床運動で銀メダルを獲得した。日本の世界選手権個人総合の優勝は内村航平さんの15年大会以来7年ぶりで5人目。五輪との2冠は内村さんに続く2人目の快挙となった。その内村さんからは「一番に言われたことは『着地』。(着地をぴたりと止めた)個人総合でも1歩でも動いたら(優勝が)ギリギリだった。どんな時でも止めていきたい」と、決意を新たにした。

 ただ、悔やまれるのは男子団体総合で銀メダルだったこと。常々「団体での金メダル」を口にしてきた日本のエースは、「あとは団体金メダルをとれるように、来年、パリまで頑張りたい」とリベンジを誓った。

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