日本代表ロコ “たこパ”中断し優勝会見 吉田知「日本を世界一のカーリング国に」
カーリングのパンコンチネンタル選手権(カルガリー)で初代王者に輝いた女子日本代表で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが8日、現地からオンラインで優勝会見を行った。宿泊地での“たこ焼きパーティー”を一時中断して取材に応じ、スキップ藤沢五月は「課題もあったが結果的に優勝できた。いい報告ができてうれしい」と喜びの声をあげた。
今大会は前身のアジア・パシフィック選手権に替わる新設大会で、アメリカ大陸のチームが加わった中で頂点に立ち、新ルール下でも勝負強さを誇示した。
今後はカナダに残ってグランドスラム大会に出場した後、12月に帰国し、同16日開幕の軽井沢国際選手権に出場予定。来年3月の世界選手権も見据える中、サードの吉田知那美は「カーリング普及のためにも、私たちが貢献できることは強くなること。日本を世界一のカーリング国にするためにも一生懸命やっていきたい」と志を高くした。