関学大・占部主将「やりきる」 甲子園ボウルかけ13日・関大と全勝対決
関西学生アメリカンフットボール1部で5連勝の関学大が9日、関大との全勝対決(13日・万博)に向けて、兵庫県西宮市の同大で練習を公開した。主将のOL占部雄軌(4年)は「今年の関大はすごく勢いがある。全勝対決でいろんなことを考えてしまうが、自分たちのやってきたことをやりきる」と気持ちを込めた。
幼稚園から関学高まではラグビー一筋。祖父、父が関学大でアメフト経験者だったため、大学で競技を転向した異色の主将だ。出場機会は少ないが「誰より熱を持って練習することで、影響を受けてくれる選手もいるかもしれない」とチームをけん引する。
負ければ関大が優勝し、甲子園ボウルも決まる。勝てば優勝は決まるが、最終節の段階で関大、立命大と三つどもえで甲子園ボウルが抽選となる可能性がある。7年連続の大舞台を目指し、主将は勝利の鍵を「日本一になるという気持ち」と言い切った。