初ファイナル狙う山本草太が首位発進 SP自己ベストに「うれしく思う」 哀愁の「イエスタデイ」好演
「フィギュアスケート・NHK杯」(18日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、GP初戦のフランス大会2位で、初のGPファイナル(12月・トリノ)進出を狙う山本草太(22)=中京大=は自己ベストを更新する96・49点をマークした。
冒頭の4回転トーループ-3回転トーループの連続ジャンプを決めると、続く4回転サルコーも成功。最後のトリプルアクセルもしっかりと決めきった。SP「イエスタデイ」の切ない曲調を情感を込めて演じ切り、拳を握った。
演技後のインタビューでは「すごく点数はうれしく思ってますし、今日の演技もよかったかなと思うので、また明日に向けて切り替えてやっていけたら。SPよりもフリーを中心に練習してきた。いい演技ができれば」と、見据えた。