錦織圭が告白 度重なるケガで引退「ちらついた」 フェデラーに刺激受け前向きに

 男子テニスの錦織圭(32)=ユニクロ=が19日、都内で取材に応じた。1月に手術した股関節の回復の遅れや、リハビリ中の今夏に負った足首のけがで昨年10月以来実戦から離れているが、引退の危機もあったと明かし「1回辞めることもちらついた。危ない時期はあった」と告白した。

 先が見えず落胆した時期もあったが、「(41歳で引退した)フェデラーを見ても30代後半までできるかなと最終的には思えた」と今は前向きな様子。ただ、来年1月の全豪オープン出場が目標だというものの、現在も1カ月ほどテニスの練習ができていないといい「いつ戻れるかわからない。(全豪出場の可能性は)フィフティ・フィフティ。チャレンジャー(下部ツアー)から出て行くのがベスト」と語った。

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