両大関敗れ、正代は黒星先行 豊昇龍が勝ち越し、御嶽海5敗

 大相撲九州場所9日目(21日・福岡国際センター)両大関はともに敗れた。貴景勝は新小結翔猿に押し出され、3敗に後退。かど番の正代も小結大栄翔に押し出され、5敗目で黒星が先行した。

 3関脇は豊昇龍が立ち合いの変化で佐田の海を上手投げで退け、勝ち越しを決めて首位をキープ。御嶽海は若元春の寄りに屈して5敗目を喫し、大関復帰に必要な2桁勝利へ後がなくなった。若隆景は4敗目。

 1敗は豊昇龍、平幕王鵬の2人となり、2敗に高安、錦富士、阿炎の平幕3人が続く。十両は天空海が1敗で単独トップ。

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