柔道 世界選手権の代表選考を一部変更 選手の状況を考慮
全日本柔道連盟(全柔連)は22日、オンラインで理事会を開き、来年の世界選手権(ドーハ)の代表選考を一部変更する方針を承認した。
9月に決定した選考内容では、原則として12月のワールドマスターズ(エルサレム)を終えた時点で、実績面で大きく突出している選手は年内に代表に内定。決まらなかった階級は来年1月下旬に代表決定戦(東京・講道館を予定)を実施し、来年2月の国際大会まで最終判断を残す可能性もあった。
従来はワールドマスターズを終えた時点で大きく突出している選手を「ワールドマスターズに派遣した選手の中」から選考すると表記されていたが、これが「ワールドマスターズ終了後」に変更された。全ての選手から選考できるようになり、選手の状態が悪い中でも大会の出場を強いることがないよう考慮された。