スピードスケート女子の冬季五輪金メダリストで10月に現役を退いた小平奈緒さん(36)が23日、故郷の長野県茅野市で同県内のスケートクラブに所属する小中学生約150人と交流し「人として自分がどう在りたいか目的を考えてほしい。どんな未来を描くのか楽しみにしている」と語りかけた。
講演では3歳から始まり頂点を極めた競技人生を紹介した。人一倍の努力を重ねられた原動力については「スケートはとても奥が深い。学びがあることは楽しかった」。スケーティングのこつを実演した。
自身の名を冠した屋外リンク「NAOiceOVAL」(茅野市国際スケートセンター)での開催だった。