夏冬“二刀流”の平野歩夢 予選1位通過 兄とともにスケボー日本選手権に出場

 「スケートボード・日本選手権」(25日、村上市スケートパーク)

 パーク男子予選が行われ、昨夏の東京五輪代表で2月の北京五輪スノーボード・ハーフパイプで金メダルを獲得した夏冬“二刀流”の平野歩夢(23)=TOKIOインカラミ=が、60・83点で1位通過した。スケートボードでは東京五輪以来477日ぶりの実戦だった。女子ストリートでは織田夢海(16)がトップで準決勝に駒を進めた。

 “二刀流”継続に慎重な姿勢を示していた平野だったが、出場の経緯について「ここで(地元・村上市)大会があること。兄弟で出る機会はなかなか貴重な時間。そこがやっぱり決め手になった。これからずっと残る思い出を作りに来ている」と明かした。演技ではスピード感あふれるノーミスの演技で出場選手唯一の60点台をマーク。故郷のファンを魅了した。

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