スケートボード 平野歩夢が日本選手権で7位 逆転狙うも点数伸ばせず

 男子パーク決勝で転倒する平野歩夢
 男子パーク決勝で最終演技を終え、客席の声援に応える平野歩夢
 男子パーク決勝で7位となった平野歩夢の演技
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 「スケートボード・マイナビ日本選手権」(27日、村上市スケートパーク)

 パーク男子決勝が行われた。昨夏の東京五輪代表で2月の北京五輪スノーボード・ハーフパイプ金メダリストの平野歩夢(23)=TOKIOインカラミ=は51・07点で7位だった。永原悠路(17)が69・77点で優勝した。45秒間に自由に技を繰り出す「ラン」を3回行い、その中の最高点で争われた。

 同日に行われた準決勝を1位通過し、決勝の滑走順は最後だった。2本目は順調なボーディングを見せていたが、体も板も1回転半する540(ファイブフォーティー)で最後に転倒。逆転を狙った3本目も点数を伸ばせなかった。演技後は永原と笑顔でグータッチし、優勝者を称えていた。

 今大会の出場経緯については「(地元・村上で)大会があること。兄弟で出る機会はなかなか貴重な時間。そこがやっぱり決め手になった」と話していた平野。12月中旬にはスノーボード・ハーフパイプのワールドカップが米国で開幕する。

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