阿炎が28年ぶり巴戦を制して初優勝!V逃し高安は悔し涙 貴景勝も無念
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「大相撲九州場所・千秋楽」(27日、福岡国際センター)
28年ぶり3力士での巴戦となった優勝決定戦。前頭九枚目阿炎(錣山)が制し、初優勝を飾った。最初の取り組みで前頭筆頭高安(田子ノ浦)に勝ち、大関貴景勝(常盤山)も寄り切り連勝した。
千秋楽では単独2敗だった高安は3敗の阿炎に敗れ、初優勝を決められず。結びの一番で貴景勝(常盤山)が勝って3敗を死守し、94年春場所(曙、貴ノ浪、貴闘力)以来、28年ぶりに巴戦での優勝決定戦となった。
優勝となれば貴景勝は20年11月以来3度目、高安と阿炎は初優勝だったが、阿炎が勢いそのまま連勝した。
敗れた高安は7度目の優勝争いも逃し、目を真っ赤に悔し涙を流して引き上げた。