【阿炎の一問一答】「自分の相撲を見つける、極める大事な1年だった」

 「大相撲九州場所・千秋楽」(27日、福岡国際センター)

 平幕阿炎が28年ぶりの優勝決定巴(ともえ)戦を制し、初優勝を飾った。以下は一問一答。

  ◇  ◇

 (土俵下でのインタビュー)

 -初優勝の気持ちは?

 「うそのような感じ。すごく高ぶっています」

 -巴戦の高安戦では変化。

 「変化というよりは、当たってすぐ横から攻めるつもりで、そしたら高安関の当たりが強くて飛ばされた感じで、ずれる形になった」

 -決まった瞬間の気持ち。

 「なんか、何とも言えない感じです」

 -来年どんな年にしたいか?

 「来年はもっと力強い相撲が取れるようになりたい」

 (囲み取材)

 -実感が湧いてきたか?

 「うれしさは出てきましたね」

 -優勝インタビューで涙が出ていたが。

 「泣いてないです」(照れ笑い)。

 -手術した決断は。

 「すごく良い決断できたんじゃないかなと思う。師匠と話し合って決めました。痛みが弱くなった。完全になくなるわけじゃないですけど」

 -いろいろあった中で、相撲を続けてきたから賜杯を抱けた。

 「その通りだと思う。皆さんのおかげなので。ちゃんと忘れずに、これからも続けていきたい」

 -どんな1年。

 「自分の相撲を見つける、極める大事な1年だったので、来年からも続けていきたい」

 -成長した点は?

 「こういう結果が出せたことが成長点だと思う。これからも部屋での過ごし方を崩さずに自分で管理して、相談しながらやっていきたい」

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