福士加代子さん「縁起良すぎる場所」香川で駅伝大会開催へ「祭りに参加する気持ちで」
トラック競技、マラソンで4大会連続五輪出場を果たし、今年1月に現役を引退した、元マラソン女子日本代表の福士加代子さん(40)が29日、香川・高松市内で会見し、初めて主催するランイベント「笑って走れば福来る駅伝 in香川」(来年4月1日・屋島レクザムフィールド)の開催を発表した。
現役引退後、福士さんは様々な大会にゲストランナーとして参加。「いろんな人と出会えて、皆さんが私に会うと元気になる、とか、またどこかで走って下さいね、と言われることが多く、自分でも主催できたらいいな、と考えるようになった」と、大会開催の経緯を説明した。
当日は福士さんもチームを結成して参加し、県内の有名飲食店もブースを出店する予定。「駅伝をするんですけど、その日一日はお祭りに参加する気持ちで来てほしい。一人でも多く笑って帰ってもらえればいいかな」と、笑顔で呼びかけた。
香川はジュニア時代に3000メートルで日本記録、06年の丸亀国際ハーフマラソンではアジア&日本記録を樹立するなど、福士さんにとって「縁起が良すぎる場所」だという。出身地の青森、所属するワコールのある京都に続く「第三の故郷」で新たな挑戦をスタートさせる。
「誰でも走れるような大会」というコンセプトの元、駅伝は1区間1・8キロ8区間、男女混合で行われる。1チーム2~8人で構成。一人が何度走ってもよい。エントリーは30日から来年2月10日まで「じょいすぽ!!」内で受け付け。定員は先着順で100チームとなる。詳細は大会公式ホームページ https://fukushi.runまで。