競泳・瀬戸大也が前人未到6連覇へ気合「こだわっていきたい」 世界短水路へ出発
競泳の世界短水路選手権(13~18日、メルボルン)へ臨む日本代表選手団が8日、羽田空港から出発した。取材に応じた瀬戸大也(28)=TEAM DAIYA=は400メートル個人メドレーで前人未到の6連覇がかかる。出場予定の4種目全てで決勝に残れば同種目は8レース目。「自己ベストを出せば結果はついてくる。6連覇にはこだわっていきたい」と気合を込めた。
今年3月から16年リオデジャネイロ五輪200メートル平泳ぎ金メダルの金藤理絵さんを導いた加藤健志コーチ(56)に師事。ここまでの9カ月間、国内主要大会、世界選手権に出場したが一度も大会に向けた調整は行わず、24年パリ五輪金メダル獲得に向けた土台作りに明け暮れた。
今回、加藤コーチの元で初めて調整をかけて世界短水路選手権に挑む。事前に行われた代表合宿では瀬戸は「きつくて、結構強化みたいだった」と笑いつつも、「合宿でやりたいことはぶらさずにできた。しっかり疲労を抜いてから現地で調整したら、戦えそうだなと感覚的には感じている。あとは自分の勝負勘を頼りにしていきたい」と手応えを語った。