山本草太が94・86点でSP2位発進「ノーミスで終えられてうれしい」4回転2本着氷
「フィギュアスケート・GPファイナル」(8日、トリノ)
男子ショートプロフラム(SP)が行われ、初のGPファイナルに挑む山本草太(中京大)が94・86点で2位発進した。
4回転-3回転の連続トーループを決めると、続く4回転サルコーも着氷。「サルコーが少しつまったんですけど、今回の試合もノーミスで終えられたことはうれしかった」とホッとした表情を浮かべた。
度重なる故障を乗り越え、シニア7季目で初のGPファイナル出場を決めた。今季の好調ぶりについて、「自分でもオフシーズンから練習がすごく変わってきたなと感じている。日々すごく充実した練習ができているからこそ、毎日の積み重ねてきた練習が試合で出ていると感じる」と充実感をにじませた。
10日のフリーへ、「練習ではノーミスができるようになってきたので、後はそれをどうやって本番で出せるか。いろいろ考えながら練習していけたら」と意気込んだ。
SP首位は宇野昌磨(トヨタ自動車)の99・99点。三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が87・07点で3位だった。