体操の朝日生命、最後の大会 塚原光男氏「49年間感謝」

 チームとして最後の大会となった全日本団体選手権の女子を終え、観客にあいさつする山田千遥(左端)ら朝日生命=10日、福井県産業振興施設
 チームとして最後の大会となる全日本団体選手権の女子に臨む山田千遥(左端)ら朝日生命=10日、福井県産業振興施設
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 体操で多くの五輪代表を輩出した名門の朝日生命が10日、福井県産業振興施設で行われた全日本団体選手権の女子に出場し、チームとして臨む最後の大会を6位で終えた。2022年度限りで体操事業から撤退することが決まっており、長く教えてきた五輪金メダリストの塚原光男氏(74)はスタンドで見守り「朝日生命には49年間、お世話になった。感謝している」と感慨を込めた。

 1974年に発足。光男氏と千恵子氏(75)の夫妻が息子で五輪金メダリストの塚原直也や女子の小菅麻里、鶴見虹子らを育て、個人総合で五輪2連覇の内村航平も高校時代に指導した。

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