苦労人・山本草太がGPF初出場で銀メダル!会心フリー 自己ベスト274・35点で宇野とワンツー
「フィギュアスケート・GPファイナル」(10日、トリノ)
男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の山本草太(22)=中京大=はフリーで自己ベストの179・49点、合計でも自己ベストの274・35点で、初出場で銀メダルを獲得した。SP首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が304・46点で初優勝を飾った。
フリー曲・ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」にのり、冒頭の4回転サルコーを成功させると、続く4回転トーループ-3回転トーループ、4回転トーループの単発も成功。トリプルアクセルからの連続ジャンプなどもしっかりとまとめきり、表彰台をもぎとった。演技後は右拳で何度も銀盤を叩いた。幾多の負傷、手術を乗り越えて、たどり着いたファイナルの舞台で会心の演技を披露した。