三原舞依が逆転初V「アンビリーバボー!」 苦難乗り越え「実現出来ると思っていなかった」

 女子で初優勝し、日の丸を広げる三原舞依(共同)
 女子で優勝した三原舞依のフリー(共同)
 女子で優勝した三原舞依のフリー(共同)
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 「フィギュアスケート・GPファイナル」(10日、トリノ)

 女子フリーが行われ、初出場でショートプログラム(SP)2位の三原舞依(シスメックス)がフリー133・59点、合計208・17点で逆転初優勝した。日本勢の優勝は18年大会の紀平梨花以来4年ぶりで史上4人目となる。

 悲願のタイトルに満面の笑顔だった。三原は序盤からジャンプを次々と着氷。最後の3回転ループでミスは出たが、フリー曲「恋は魔術師」を熱演して盛り上げた。

 場内インタビューには英語で対応し、「アンビリーバボー!」と喜んだ。体調不良による19-20年シーズン休養など、苦労も多かったスケート人生。「正直全然メダルが取れると思っていなくて。中野先生からは『1-1(GP2連勝)は舞依だけ。ファイナルもしっかり狙っていこう』と言ってくださった。その中で、今までなかなか表彰台に乗れなかったことや苦しかったことの方が頭の中にたくさんあった。本当に実現できると思っていなかった」と感極まった。

 世界女王でSP1位の坂本花織(シスメックス)はミスが響きフリー116・70点、合計192・56点でまさかの5位。SP4位の渡辺倫果(法大)はフリー123・43点、合計196・01点で4位だった。

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