「ボクシングって指導ないんか」柔道金メダリストが投稿 ファンも「そう思ってた」
柔道の東京五輪男子60キロ級金メダリストで、10月の世界選手権(タシケント)でも優勝した高藤直寿(29)=パーク24=が13日、自身のツイッターを更新。「boxingって指導ないんか」とつぶやいた。
その前後にも「何秒で終わるのか」「強すぎる。。。おめでとう」と投稿しており、ボクシング・世界バンタム級王座統一戦(13日、有明アリーナ)の井上尚弥(29)=大橋=とWBO王者のポール・バトラー(34)=英国=の対戦へのコメントと思われる。
井上は結果的にバトラーを11回KOで下し日本人初の主要4団体統一王者となったが、バトラーは序盤から攻撃を捨てたかのように防戦一方。井上が手を後ろへ回してノーガードで挑発的な動きを見せ、バトラーの攻撃を促すシーンもあったが、終始ガードを固めていた。
柔道では、消極的な姿勢に対して「指導」の反則が入り、指導を3つ受けると反則負けとなる。それだけに、この投稿にはファンから「そう思ってました」「ガードしかしてない!」「同じこと思ってました」「消極的姿勢による指導」と賛同の声が集まっていた。