ウクライナのゼレンスキー大統領は15日までに、ロシアによるウクライナ侵攻に伴って国際大会から除外されているロシアとベラルーシ両国の選手について、IOCで復帰に向けた解決策が模索されていることに「困惑している」とけん制した。
ロイター通信によると、同大統領はIOCのバッハ会長とも話し合いを持ったと明らかにし「ロシアが平穏な生活を破壊する限り隔絶しかない」と厳しい対応を求めた。
「テロリスト国家に対する正当な反応は国際舞台における完全な隔絶で、これは国際スポーツ大会にも当てはまる」と指摘。「中立の旗で出場することもロシア選手にはあり得ない」と批判した。