ロコ・ソラーレ開幕2連勝!“メガネ先輩”率いる韓国下し、藤沢「久しぶりで楽しかった」
「カーリング・軽井沢国際選手権」(16日、軽井沢アイスパーク)
1次リーグが行われ、北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが同五輪代表で“メガネ先輩”ことスキップの金恩貞率いる韓国チームを6-3で下し、開幕2連勝とした。
北京五輪以来の直接対決を制した。ロコ・ソラーレは第2エンドで1点を先制。不利な先攻の第3エンドで1点をスチールした。第4エンドで韓国チームに2点を許したが、第5エンドで一挙3点のビッグエンドを作って流れを引き寄せた。
韓国チームとの対戦に、スキップの藤沢五月(31)は「久しぶりに試合ができてすごく楽しかった」と笑顔だった。「正直相手も強いチームなんですけど、それ以上にアイスに対する自分たちのいいショットが作れていたのが今回の勝因の大きな部分」と手応えをつかんだ。
金恩貞はロコ・ソラーレを「今までに何回も対戦していて、とてもすばらしいチーム」と称賛。藤沢は「今後もお互い、世界のトップを目指していく同じアジアのチームとしていい試合をできたら」と刺激を受けていた。
“メガネ先輩”率いる韓国チームとは、18年平昌五輪の準決勝で直接対決し、ロコ・ソラーレが敗れた。その後韓国が銀メダル、日本代表のロコ・ソラーレが銅メダルを獲得。昨年の北京五輪代表をかけた世界最終予選では、ロコ・ソラーレが2戦2勝と、大一番での対戦が注目を浴びてきた。
北京五輪でも1次リーグで直接対決し、ロコ・ソラーレが敗れていた。その後、韓国が1次リーグで敗退し、ロコ・ソラーレが銀メダルを獲得していた。