札幌五輪招致で20日に会見 透明性確保へ、市とJOC
札幌市が目指す2030年冬季五輪招致で、秋元克広市長と日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が、20日に東京都内で合同の記者会見を開くことが分かった。昨夏の東京大会を巡る汚職、談合事件や開催地決定の延期を受け、大会運営の公正さや透明性の確保に向けて方向を示す見通し。16日、複数の関係者が明らかにした。
国際オリンピック委員会(IOC)は30年大会の開催地選定を24年以降に先送りした。東京大会の相次ぐ不祥事で、札幌招致の機運は停滞。関係者によると、招致活動の在り方について関係機関が協議に乗り出しており、今後の活動方針を会見で説明するとみられる。