関学大5連覇 33度目の優勝で史上最多を更新 RB前島が第4Qに3TD 早大を突き放す

 後半、タッチダウンを決める関学大・前島仁(撮影・飯室逸平)
 前半、先制のフィールドゴールを決める関学大・福井(撮影・飯室逸平)
 5連覇に歓喜する関学大の選手たち(撮影・飯室逸平)
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 「アメフト・甲子園ボウル、関学大34-17早大」(18日、甲子園球場)

 7年連続56度目出場の関学大(西日本)が、3年ぶり7度目出場の早大(東日本)と3年ぶり4度目の対戦。34-17で勝利し、大会最多に並ぶ5連覇を達成した。また、史上最多の優勝回数を33度に更新した。

 序盤からきっ抗した展開が続き、ともにFGによる得点しか入らず、前半を関学の6-3で折り返した。

 しかし、第3Qに関学RB伊丹がこの日両チーム通じて初のタッチダウン(TD)を奪い、点差を広げると、第4QにはRB前島の3TDで突き放した。

 早大は第4Q残り8分と残り1分と、RB花宮が2つのTDを奪い食い下がったが、及ばなかった。

 関学大は今季、DLトゥロター・ショーン礼(3年)らの強力守備を武器にリーグ全勝優勝。攻撃陣は、QBはエースの鎌田陽大(3年)とルーキーの星野秀太(1年)が併用され、経験豊富なWR糸川幹人(4年)、RB前島仁(3年)らと連係した。

 大会5連覇は、過去に関学大(1973年から77年)、日大(78年から82年)が記録している。

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