立大・上野裕一郎監督 55年ぶり箱根路でシード獲得目標「思いをかみしめながらたすきをつなぎたい」

 55年ぶりの出場となる箱根駅伝に向けて意気込んだ立大=埼玉・新座市
 55年ぶりの箱根駅伝へ向け練習を公開した立大の登録メンバー=埼玉県新座市の立教大学新座キャンパス
 55年ぶりの箱根駅伝へ導いた立大の上野裕一郎監督=埼玉県新座市の立教大学新座キャンパス
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 来年1月2、3日に行われる第99回東京箱根間往復大学駅伝に55年ぶりに出場する立大が18日、埼玉・新座市の同大学新座キャンパスで記者会見を行った。

 中大時代は駅伝など、社会人では世界選手権代表として活躍した上野裕一郎監督(37)は10位以内に与えられるシード権獲得を目標に掲げ、「いろんな方に改めて応援してもらっているんだなということを強く感じた上で55年ぶりの思いをかみしめながら、たすきをつなぎたい」と意気込んだ。

 キーマンには全選手を挙げ、「1人もブレーキせず10人走りきることが一番大事。全員が泥くさく、区間10番以内で走りきればシード権は見えてくる」と指揮官。本戦まで残り約2週間となったが、「この時期に来ていれば構想というかだいたい区間は決まってきている」とイメージはばっちりだ。

 自身も中大時代に4度経験した箱根路。「私は4回走ったけど、今でもあの歓声は忘れていません。早く1月2日、3日が来て感動を味わってほしい。走るのは10名だけど、チーム自体は全員で63名。みんなで一つのたすきに思いをこめてスタートしていきます」と、力を込めた。

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