バレー天皇杯 ジェイテクトが圧巻ストレート勝ちで王座奪還 2度目のV 21得点の西田「誇らしく思う」
「バレーボール・天皇杯全日本選手権」(18日、東京体育館)
男子決勝が行われ、ジェイテクトが東レに3-0(25-21、25-13、25-17)で勝利し、2大会ぶり2度目の頂点に立ち、王座奪還を果たした。優勝チームには国内大会で過去最高額の計2000万円が贈られる。
日本代表の西田有志(22)が躍動した。チームトップの21得点をマーク。第2セットで2連続のサービスエース。ラインギリギリに落ちるボールに審判も一瞬判断が遅れたが、西田は「入った入った」とアピール。加点されると、ベンチの仲間に向かってどうだ!といわんばかりに雄たけびを上げ、観客には左手を振り上げて会場を盛り上げた。
元日本代表主将の柳田将洋も13得点をマークするなど、その後も終始ジェイテクト有利で試合が進み完勝。Vが決まった瞬間にベンチの選手が飛び出し、コート中央で歓喜の輪が広がった。西田は「東京体育館でプレーするのが夢だったので、この舞台で優勝したのを非常に誇らしく思う。優勝という形でチームに恩返しできたことはうれしく思う。次はリーグで優勝して、より強いジェイテクトになれるように頑張っていきたい」と語った。