琴ノ若「いい相撲取れば結果は」 自然体を強調、新三役昇進期待

 大相撲初場所(来年1月8日初日・両国国技館)で新三役昇進を期待される幕内琴ノ若が19日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で稽古し「いい相撲を取っていけば、いい結果はついてくると思う」と自然体を強調した。幕内の琴勝峰や琴恵光らと17番で12勝5敗だった。

 左上手を引いての寄りに迫力があった。昨年の左膝負傷をきっかけに、前に出る攻撃相撲を意識。飛躍につながり「自分の判断は間違っていなかった」とうなずいた。

 祖父が元横綱琴桜、父は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)。25歳のホープは「成長するために必要なことを考えてやっていく」と向上心をうかがわせた。

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