高木美帆 3種目で表彰台も2位もどかしい「一番自分のピークの感覚とは遠い」
「スピードスケート・W杯第4戦・最終日」(18日、カルガリー)
女子1000メートルは北京冬季五輪金メダルの高木美帆(日体大職)が1分13秒19で2位となった。同五輪銀メダルのユタ・レールダム(オランダ)が0秒66差で制して開幕4連勝。男子1000メートルは山田和哉(高崎健康福祉大)が1分7秒68で6位、山田将矢(ウェルネット)が8位、小島良太(エムウェーブ)が12位だった。マススタートの女子は菊池純礼が4位、堀川桃香(ともに富士急)が6位、男子は土屋良輔(メモリード)が8位。
〈女子1000メートル〉高木は今大会4種目目でも表彰台に立ったが、複数種目に挑む中で1000メートルが「一番自分のピークの感覚とは遠い」ともどかしそうだ。思うようにスピードに乗れず、レールダム(オランダ)に及ばなかった。それでも優勝した1500メートル、2位に入った500メートルと3種目でメダルを獲得。第3戦では悩みを漏らしていただけに「メンタル面がハードだったが、立て直せたのは評価していい」と復調ぶりにうなずいた。