カーリング・藤沢五月 混合ダブルスとの二刀流視野に「レベルアップの機会になれば」
カーリングの混合ダブルス強化合宿が19日、長野・軽井沢アイスパークで行われ、日本と韓国の有力選手が参加した。北京五輪女子銀メダルのロコ・ソラーレ藤沢五月は山口剛史(SC軽井沢ク)とのペアで約2年ぶりに息を合わせ、実戦形式で連携を確認。「混合ダブルスの試合経験が少ないので、この取り組みはありがたい。レベルアップの機会になれば」とうなずいた。
混合ダブルスは18年平昌から五輪種目となったが、日本は過去2大会出場できていない。藤沢は4人制を優先しつつ、同種目でも世界で戦うことを視野に入れ「五輪で(2種目)兼用で出ている選手もいる。(二刀流の)チャンスはあるが、まずは日本全体のレベルを上げることが課題」と使命感を燃やした。
また、今年の世界選手権代表だった松村千秋(中部電力)と谷田康真ペアは、4年後を見据え同種目に注力する意向を表明。谷田は現在4人制チームに所属しておらず「混合ダブルスで世界の頂点を目指す」と宣言した。